ソーシャルメディア研究会では「Twitterパトロール」を行っています。
「Twitterパトロール」とは、Twitter上での “パパ活” や“ママ活”の募集、性交渉や猥褻な画像・動画等の取引などを行う未成年のアカウントを調査し、兵庫県警察の方に報告する活動を指し、警察の方から報告を受けた該当ツイートに警告を送ってくださっています。
4〜7月まで、18名のメンバーの調査による活動報告を掲載します。
◆最近の傾向
・動画や画像、私物(使用済みの下着や靴下等) の販売について
ネット上での販売・郵送・金銭やり取りが多く見受けられる。
直接会わずにやりとりができることや提示のしやすさから、パパ活やママ活などより安全だと捉えられている可能性がある。
・発信内容について
写真の掲載などだけでなく、DMを促すような文章や金銭援助を求める文章が掲載されている。
・女性のアカウントの多さに着いて
未成年の女子を装った者が金銭目的で投稿している可能性が高い。
・家出先の募集について
#家出少女や#家出女子をつけて発信されているツイートしているものが多く見受けられる。また金銭援助を求めるものも存在する。
・#タグや用語について
通報によるアカウント凍結等を避けるため隠語が多様化している。
活動を通じて、時代の変化に伴い、TwitterおよびSNSでの発信やその内容が多様化していることに気づかされました。
最後になりましたが、本活動に協力していただいている兵庫県警察の方々に御礼申し上げます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
【担当】大西和好