7月31日(水)に明石市民会館にて明石市スマホサミットが開催されました。
明石市内の小学校44校 中学校13校から約84人の児童・生徒が集まり、大規模なサミットとなりました。
「ネットいじめを防ぐためには」というテーマのもと、生徒たちが話し合いました。生徒たちからは「居心地の良い居場所づくり」「もっと先生や保護者と話したい」「楽しい行事を増やしてほしい」などの意見が出ました。一見、いじめ問題とは直接関係がないように思える意見ですが、心身を健康に保つことがいじめ防止につながると生徒たちは考えているようです。
また、学校教育で使用されているアプリのプライバシー管理の杜撰さを指摘する鋭い意見もありました。
大人との関係性について、生徒たちからは「先生や保護者にもっとネットについて勉強してほしい」という声があがりました。保護者側からは「アナログな方法で伝えてほしい」との意見が出ました。世代間の違いはあったとしても、お互いに歩み寄ろうとする様子も感じられる場面もありました。
サミット終了時には、「今回学んだことを学校のみんなに伝えたい」「具体的な取り組みを実践したい」といった今後の活動に対する生徒たちの強い意欲が感じられました。彼らに学びのきっかけや最良のサポートを提供できるよう、これからも当会一同、精進し続けててまいります。
【HP部】高橋真里