9月29日、「賢いネットキャンプ」が神戸市立自然の家で開催されました。
小学4年生から中学3年生まで、計27名の子どもたちが参加しました。
賢いネットキャンプとは、1日を通してキャンプをしながらネットの使い方を考える活動です。
9月と10月に1回ずつ、計2回構成で行われます。
はじめは少し緊張していた様子の子どもたちも、バスの中でおしゃべりを楽しんだり、散策を終えた頃にはリラックスした様子が見られました。
チームビルディングの一環として「HRT」を行ったことで、子どもたち同士の距離もぐっと縮まり、すっかり仲良くなりました。昼食のカレー作りでは、子どもたちが火起こしや野菜を切る作業を分担しました。とても美味しいカレーが完成し、みんなで楽しく食事を楽しみました。
午後には、キャンプ名にもある通り、ネットの使い方についての学びの時間が設けられました。炎上、ネット依存、フェイクニュースについての授業が行われ、子どもたちは活発に話し合い、発表も積極的に行いました。
最後の感想交流の時間では、「楽しかった」「また来年も参加したい」といった声が多数聞かれ、私たち大学生一同も大変嬉しく感じました。閉校式では、保護者の方からも「子どもの楽しそうな様子が見られて嬉しい」というお声をいただき、他のイベントへの問い合わせも寄せられるなど、非常に好評でした。
今後も子どもたちが楽しみながら学べる活動を提供できるよう、最善を尽くして参ります。
『学生の声』
今回のキャンプでは、小学生と中学生の子どもたちが同じ班にいたこともあり、全く異なる性格の子が同じ班になることが多く、最初はぎこちなく緊張している子も多かったのですが、アクティビティや昼食作り等を通して徐々に打ち解けていく様子が見受けられました。
特に掬星台での散策では用意したクイズを楽しんで解いてくれていて、景品に大喜びしてくれている様子に私たち自身もとても嬉しい気持ちになりました。
また、ネット授業では真剣に動画に見入り、どんなところが良くなかったかをしっかりと話し合っている様子が印象的でした。
10月に2度目のの賢いネットキャンプがあるので、更に研鑽を重ねてより良いキャンプを作ってまいります。
【HP部】吉田祐理・髙橋真里