12月8日(日)に大阪府男女共同参画・青少年センターにて今年度2回目の大阪府サミットが開催されました。
8月9日(金)に開催された第1回目大阪府サミットでは、児童・生徒がネット利用の現状と対策を考えました。それらをもとにし、各学校で取り組みを行い、今回はその取り組み発表を軸にサミットが展開されました。
前回の大阪府サミットから数ヶ月という短い期間の中で、アンケート調査や新たな問題提起、啓発動画の作成などを経て、どの学校も個性溢れる発表が行われました。お互いの取り組み発表を聞くことで、さらに新たな発見をしている様子がうかがえました。
感想交流では、小学生から高校生までと幅広い世代の児童・生徒がいる中でお互いの意見を共有し合いました。お互いの立場や考えを尊重し合う様子が印象的でした。
今回は先生方を含めた大人の方々も参加されたサミットでした。子供たちにとって、自分たちの声を大人の方に直接届けることができ、また大人の方からの意見を直接受け取ることができる貴重な環境だったと思います。ネットを使う子供たち自身が、ネット利用について考えることは大切ですが、子供たちだけでは解決できないことが当然あります。そのため、子供たちのために真剣に考えてくださる大人の方々が参加したこのサミットは、より意味のあるものになったのではないかと感じました。
今後もネット利用について考える子どもたちが、お互いに意見を安心して共有できる環境づくりに学生一同努めていきます。
【HP部】
稲田美優