2月9日(日)に、大阪府男女共同参画・青少年センターにて「緊急こどもネットサミット」が開催されました。
大阪サミットや兵庫サミット、近畿サミットなどに参加した学校の子どもたちをはじめ、中高生約30名が集まりました。
今回のサミットでは、オーストラリアで16歳未満の子どものSNS利用を禁止する法律が成立したことを受け、諸外国のスマホ規制をもとに「日本の規制はどうあるべきか」について話し合いました。
法律が関わるうえに、日本だけでなく海外の状況にも目を向ける必要があるという難しい議題でしたが、子どもたちは現状と向き合い、熱心に議論を交わしていました。
子どもたちの話し合いの中では、「リテラシー教育を強化してほしい」「国が企業をもっと支援すべき」など、学校や国に対する具体的な意見が多く出ました。インターネットとより良い形で共存したいという子どもたちの思いが強く伝わってきました。
また、今回は学校の先生や企業の方々など、多くの大人の方々も参加されました。
子どもたちの出す斬新な意見を大人の方たちが真摯に受け止める姿が印象的で、世代を超えて互いに意見を交わし、相手を理解し尊重し合う、非常に有意義な時間となりました。
今回のサミットは、私たち大学生にとっても、自身のインターネット利用を見つめ直す貴重な機会となりました。
また、中高生をはじめ、先生方や企業の方々など、さまざまな立場の方が参加してくださったことで、産官学の連携を実感し、私たちの活動が多くの方々に支えられていることを再認識しました。
今後のサミットでも、参加者全員にとって実りある時間となるように、学生一同尽力いたします。
【担当】HP部 山本夏実